あなたにも訪れる?生活苦に備える

私は50代後半に差し掛かる年齢ですが、今から5年ほど前、生活苦に直面しました。今後皆様の身にも起きかねませんのでその体験を記して、参考に出来る事があれば参考にして頂きたいと思います。

私は5年前に30年勤めた会社を退職しました。転勤を命じられて退職したわけですが、今の世の中生涯会社が労働者の面倒を見てくれる、安定した雇用を末永く維持できるなどというのは幻想です。会社は競争に負ければ倒産、業績が悪くなれば人員整理、上司とケンカして退職など雇用は危うい糸でかろうじて繋がっているのです。

退職して早速ハローワークに行って失業手当を貰おうとしましたが、待期期間(7日間)、給付制限(3ヵ月!)などと簡単には頂けません。親は自分の金を握って離さず、嫁は容赦なく今までの給料と同じ生活費を要求して来ます。住宅ローンの支払いも待ってくれません。これが生活苦です。昔は風俗好きでデリヘルをよく呼んでいたのですが・・・

へそくりなどあっという間に無くなります。デリヘルなんていっている場合ではありません。しかし、出張で岡山デリヘルを呼んだ時の感動が忘れられません。慌てて再就職先を探しても、書類選考で落ちるばかりで、採用どころか面接にも至らないと言うのが現状です。

必要なのは現金です。今皆さまが生活苦に備えるべきことは、当たり前ですが貯金を作っておくこと。給与天引きできるものは出来るだけやっておきましょう。財形貯蓄・確定拠出年金・自社株買いなどなど。積み立てで純金積み立てや投資信託にも投資しておきたいですところです。

少しお洒落をしたい、リッチな買い物をしたい時は、いざという時換金できるものが良いです。18kのネックレスやプラチナのカフスボタンなど。私は知り合いから買ったカフスボタンが幾つかあってそれを売って急場を凌ぎました。保険にも入っておきましょう。年金保険ならそれを担保にお金が借りれます。生命保険も解約返戻金を担保に借金できるので無駄になりません。担保のある借金ですから利率もローン会社から借りるより低率です。